フランケンシュタイン 濱田めぐみ

2020年『フランケンシュタイン』新エレン役露崎春女は濱田めぐみの穴を埋められるか

2019年7月7日

 

 

2020年1月上演ミュージカル『フランケンシュタイン』

2017年に日本初演され、美しい音楽と過激なストーリー展開で衝撃作として話題を呼びました。2020年には再演が予定されており、キャストも発表されています。

 

プリンシパルキャストはほぼ全員続投でしたが、エレン役のみ変更されました。2017年公演ではミュージカル界の女帝・濱田めぐみでしたが、2020年では露崎春女になります。

 

HARI
スマンが、誰・・?

 

発表はあったとき正直こう思ってしまった。名前的に宝塚の人??でもこんな名前聞いたことないし。それもそのはず、露崎さんは2020年の『フランケンシュタイン』公演がミュージカル初挑戦となるからです。

この衝撃的な濱田めぐみ交代劇に対する第一声はミュージカル畑の人にとっては「えー!?」でも「なんで!?」でもなく、「いや、誰やねん!!」という人が多かった。

 

2020年1月も迫ってきたことだし、どんな人物なのか調べてみました。ただ経歴を書いてもつまらないので女帝・濱田めぐみの穴を埋められるのか?という観点で個人的な期待と不安を書いていきます。

 

2016年公演の濱田めぐみによるエレン。

ちなみにフランケンシュタインではプリンパルキャストは全員毎公演一人二役演じるので、正確にはエレンとエヴァの2役です。

 



 

露崎春女(つゆざきはるみ)とは?

Wikipedia見たほうが早いだろ!と言われそうなので、さっくりとまとめ。

 

 

プロフィールをチェック

■生年月日:1974年4月11日(45歳)
■出身:神奈川県川崎市
■メイン活動:R&Bシンガーソングライター
■活動歴:1995年デビュー

 

シンガーソングライターとしての活動のみでなく、楽曲提供やプロデューシングも精力的。

そんな彼女ですが、デビューから25年の節目にミュージカルに初挑戦。どことなく香寿たつきさんに似ている気がする。

 

確かな歌唱力

 

エレン役が露崎さんだと発表されたとき「露崎さんなら歌唱力には全く不安はない!」という声がかなりありました。

フーン、どんなもんじゃい。と思ってさっそくYOUTUBEで検索検索・・・

ポチポチ・・・カチッ

 

これは上手い!たしかに上手い!

 

しかし、ミュージカルというものは単純に歌が上手いだけではやっていけない世界。大劇場のミュージカルに出演する役者、とくにプリンシパルは揃いも揃ってみな歌が抜群に上手い。

「この人の歌唱は一言一言が心に染み入る・・・ッ(泣)」という役者がたくさんいます。

 

が、一方で歌唱力は確かなはずなのに「なぜだかこの人の歌唱は心に響かない・・・」という役者も稀にいます。

 

だから、歌が上手けれりゃそれでオールOK!というわけではない。当たり前ですが役になりきらなきゃいけないし。普通の作品であれば、露崎さんほどの歌唱力があればよくぞミュージカル界に来てくれました!と歓迎されるはず。

しかし、『フランケンシュタイン』となるとそうはいかない。

 

濱田めぐみの穴を埋められるのか

『フランケンシュタイン』という作品において濱田めぐみという存在は、フランケンファンにとって相当なもの。

ストーリー展開も急すぎるし、暗すぎるし、後味悪いし。そんな作品にここまで熱狂的なファンが多い理由のひとつは濱田さんのエレン/エヴァであることは間違いなし。

 

 

2017年公演の動画を見ていると毎回エレンの歌声のパートでグっと来てしまいます。

他の作品ですら、濱田めぐみの代わりになる役者は単純に求められる歌のスキルが段違い。それだけでも相当レベルが高いのに、『フランケンシュタイン』においてはまだまだ求められるスキルがある。

 

エレンの持つ果てしない母性、暗い過去を背負った影、エヴァの持つ圧倒的パフォーマンス力、観客がゾっとするような残虐さ・・・などなど、挙げればキリがないほど備えなければならない要素がある。

 

しかも、後続のキャストにとって何より難しいことは役への期待を裏切らずに、かつ自分にしか表現できないオリジナルのエッセンスがあること。

つまり、単純に濱田さんのエレン/エヴァをコピーすればいいという訳ではなく、露崎さん自身のエレン/エヴァ像をつくりあげなければならない。しかも、それが観客にしっかりと伝わらないと意味がない。

 

歌唱力・演技力・表現力どれをとっても業界トップレベルの濱田さんの後続キャストともなれば、ミュージカル経験豊富の女優であっても難しいはず。

 

嘘偽りなく言うと、ミュージカル初挑戦・芝居初挑戦となる露崎さんには相当厳しい目が向けられるはず。正直、濱田めぐみ以外の日本人でエレンを演じられる役者いる?とまで思っている。

 

2020年公演が発表された時に「他は誰が変わってもいい!エレンだけは濱田さんで続投してくれ!」と密かに願ってた。しくしく・・・

 



 

 

2020年公演の完成度は露崎エレンにかかっている

2020年公演から『フランケンシュタイン』を観る人からすれば、

うわぁ、フランケンのファンめんどくさ・・・(ドン引き)

と思われそう。

 

しょうがない。『フランケンシュタイン』はこじらせた重い愛のファンがおおいんだもん。

それに前述したとおり、日本版『フランケンシュタイン』は濱田めぐみのエレンによって作品独特の世界観が完成していると言っても過言ではないほどの存在感。濱田めぐみは『フランケンシュタイン』にとって最後のピースみたいなものなんです。

 

2020年公演『フランケンシュタイン』は最後のピースが見つからないままの中途半端な作品になってしまうか。それとも新たなピースがパチッ!とハマる新生・フランケンシュタインとなるかは、全て露崎さんエレンにかかっているのです。

 

でも、露崎さんには期待しているんです!声質もとても素敵だしお姉さんっぽい雰囲気満点だし。決してネガキャンしたいわけじゃなくて。

ただ、やはりどうしても濱田めぐみのエレンがもう一度見たかった・・・という気持ちは無くなる気配は今のところない。

 

露崎春女さんの最新アルバムです。フランケンシュタインのキャスト予習にいいかも?

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