ミュージカルのチケットは一般プレイガイドで購入できますが、プレイガイドの販売価格はあくまで定価です。
ミュージカルのチケットの定価ってどれくらい?と言いますと、高い席は15,000円!安い席でも4,000円くらい。
しかし、ミュージカルのチケットを定価よりも安く購入する手段は山ほどあるのです。
本記事ではその手段の1つである会員制優待サイトを紹介します。
もくじ
会員制優待サイトとは
月額費用を支払うことで会員限定の優待を受けられるというサービスのことです。
”優待”と聞くと株を保有している株主が利用するもの、というイメージがあるかもしれませんが、最近は月額さえ払えば誰でも利用できる優待サイトが増えています。
優待って具体的に何よ?という方向けに説明すると、レジャー施設・飲食店・旅館・物販・・・などなどなど様々な料金を割引してくれるサービスです。筆者の周りでは知らない人は全く知らないけど、知っている人はありとあらゆる場所で使い倒してお得な毎日を過ごしている!そんなイメージですね。
ミュージカルの優待といえば、一般的にはカード会社枠の優待を思い浮かべる人が多いかと思います。しかし、これから紹介する4つの優待サイトはまだそこまで知名度は高くないかな?という印象です。この機会にぜひ活用してみてほしい!
ミュージカルのチケットの優待があるサイト
ミュージカルのチケットの優待販売があるサイトを4つご紹介します。優待サイトには共通点がありますので、前提として頭に入れておいてください。
前提
● どの優待サイトも月額制
● どの優待サイトも公演ラインナップは同じ
● チケットの購入・予約開始日も同じ
● ミュージカル以外の優待内容もほぼ同じ
dエンジョイパス
月額費用 | 550円 |
無料期間 | 初回31日間無料 |
支払い方法 | クレジットカード、ドコモ払い |
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
公式サイト | 【dエンジョイパス】 |
ドコモが提供する会員制優待サイトです。月額費用は少々お高いですが、その他の優待サイトより高値で紹介されている場合は、dポイントが差額分として補填されます。dポイントを貯めたい人にはオススメします。
また、dエンジョイパスには専用コールセンターがあります。何か起きてしまったときはメールではなく電話で解決したい派の人はdエンジョイパスでOK
デイリーPlus
月額費用 | 550円 |
無料期間 | 初月無料 ※Yahoo!プレミアム会員なら2か月無料 |
支払い方法 | Yahoo!ウォレットに登録した支払方法 |
運営会社 | ヤフー株式会社 |
公式サイト | デイリーPlus |
Yahoo!の会員であることが入会の前提となります。Yahoo!JAPANのIDがない人は、まず作成する必要があります。
えー、めんどくさ。月額高いし。と思うかもしれませんが、Yahoo!プレミアム会員であれば2か月間は無料で利用できます。プレミアム会員ならデイリーPlusでまず2か月お試し利用してみるのもいいかもしれません。
みんなの優待
月額費用 | 490円 |
無料期間 | 初月無料 |
支払い方法 | クレジットカード |
運営会社 | gooddo株式会社 |
公式サイト | みんなの優待 |
ぶっちゃけこれといった優秀な点はないのですが、他の優待サイトと比較して運営歴が長いことが利点です。実績がないと不安という人にはオススメできます。
駅探バリューDays
月額費用 | 330円 |
無料期間 | ドコモ払いのみ初月無料 |
支払い方法 | クレジットカード 楽天ペイ ドコモ払い auかんたん決済 au WALLET UQ mobile ソフトバンクまとめて支払い ワイモバルまとめて支払い |
運営会社 | 株式会社駅探 |
公式サイト | 駅探バリューDays |
この駅探バリューDaysがコスパ最強です。月額は最安値・支払方法最多種と、他のサイトと比較してデメリットがほぼ見当たりません。
結局どれがベストなのか
前提のおさらい
● どの優待サイトも月額制
● どの優待サイトも公演ラインナップは同じ
● チケットの購入・予約開始日も同じ
● ミュージカル以外の優待内容もほぼ同じ
つまり、ミュージカルのチケットを安く手に入れたい目的で優待会員になるなら、違いは月額費用と支払い方法のみとなります。
支払い方法にこだわりがないなら最も安い駅探バリューDays一択。
駅探バリューDaysはドコモ払いのみ初月無料となりますが、初月無料なしでもその他のサイトよりもトータル年間費用が安くなります。
エポスカード優待と割引率を比較してみた
2020年上演の作品で、エポスカードの優待と駅探バリューDaysの割引率を比較してみました。ミュージカルのファンでエポスカード優待を知らない人は絶滅危惧種なみにレアかと思うので、説明は割愛します。
公演名 | 定価 | エポスカード優待 | 駅探バリューDays優待 |
『モダン・ミリー』 | 11,500円 | 10,500円 | 9,660円 |
『アナスタシア』 | 13,500円 | 13,500円 | 10,800円 |
『ウエストサイド season3』 | 15,000円 | 13,900円 | 14,000円 |
『エリザベート』 | 14,000円 | 14,000円 | 14,000円 |
※非会員でも優待価格を参照できる公演のみを記載
※2020年1月末現在の価格です
ざっと見ておわかりの通り、駅探バリューDaysのほうがエポスカード優待よりも安く買える公演も数多くあります。
絶対的にどちらのほうが安い!とは言えないので、公演ごとに見比べて安いほうで購入するのが一番賢い。
ちなみにエリザベートはどちらも割引なしの定価価格。割引なんぞせんでも売り切れるわ!ということでしょうか。強気!
ただし、肌感覚的には保有している枚数はエポスカードのほうが多いかな?まぁこればっかりは公式的な枚数明示がされていないのでわからないけれども。
どのサイトも提供サービス内容が同じ理由
優待サイトはそれぞれ別サイトなのになぜ公演ラインナップが全て同じなのかと言いますと、理由は各優待サイトに優待を提供している企業が同じだからです。
全国の大手企業の福利厚生や優待を提供しているベネフィット・ワンという企業が各優待サイトの裏にいるというわけです。ざっくり言うと、大本のサービス提供元が一緒ということですね。
弾のひとつとして登録しておくことをオススメ
ぶっちゃけた話、優待サイトで確保されているチケット枚数はそこまで多くはない感覚です。つまり、チケット激戦ミュージカルでは優待サイトでも確保できない可能性が高いということ。
しかし、チケット戦争で勝ち抜くための弾のひとつとして用意しておいて損はないと思います。
ハッキリ言って、普通のプレイガイドで良席の確保なんてほぼ不可能です。ミュージカル人気が爆上げしている近年では、ファンクラブ、カード会社枠、おけぴ枠・・・などなど様々な方法を駆使してチケットをなんとか確保している現状があります。
アレで落選したなら、次はコレ・・・コレも駄目なら、次はソレ・・・と、弾を変えて挑むわけです。当然、弾が多ければ多いほど良いですよね。
単純に節約としてかなり便利
ミュージカルのチケット目的で会員登録するものよいですが、ミュージカル以外の優待も大量に使えるので単純に節約として超便利です。
本気で使い倒せば、たぶん1か月でA席1枚分くらいは浮くんじゃないな?