舞台やミュージカルに行くときに必要なアイテム。
結論から言うと、チケットさえ持っていけばなんとかなります。
しかし、観劇後に「アレを持っていけばよかった・・・」「持っていけばもっと楽しめたのに」というアイテムがあります。今回は、3つの必需品と7つの便利アイテムを紹介します。
この合計10の持ち物を持っていけばOK!先に答えをざっと書きます。
3つの必需品!
・チケット
・スマートフォン
・お財布(現金)
7つの便利アイテム!
・A4クリアファイル
・双眼鏡、オペラグラス
・マスク
・のど飴
・パーカー
・ペン(書くもの)
・エコバック
もくじ
これがないと話にならない3つの必需品
チケット
これがないと話になりません。親の顔は忘れてもチケットだけは忘れないでください。
ひとえにチケットと言えど、従来の紙のチケットもあればQRコードの電子チケットもあります。また、複数公演見に行く場合は必ず当日のチケットかどうか日付を確認しておこう!
ちなみに、劇団四季はQRコードチケットに対応/非対応の劇場の劇場があります。
QRチケット機能対象劇場!
スマートフォン
当たり前といえば当たり前ですが、観劇前に意外と使います。
年配の方や機器に疎い方は「公演中に鳴っちゃうかもしれないから置いていこう・・」と考えるかもしれないですが、例えば初めて行く劇場であれば電車の乗り継ぎや場所を調べたりと、何かと道中で使うものです。
また、紙のチケットではなくスマホで提示する電子チケットの場合は充電がしっかりされているか確認しておこう。
観劇後、劇場内でリピーターチケットという当日その場のみで購入できる若干割引になったチケットが販売されていることがあります。
もう一回観よう!リピーターチケット欲しい!と思っても「スマホで予定を確認しないと空いている日がわからない・・・」と、せっかくのチャンスが流れてしまうのはもったいないです。
お財布(現金)
これも当たり前っちゃ当たり前ですが、劇場内は公演グッズ・リピータチケット・飲食物・・・などなど魅力的な物販が多数存在するため、意外とお金を使いたくなります。
劇場によってはクレジットカードや電子マネー未対応の場合があるので、現ナマを持っておくと安心です。
また、入り口でもぎられたチケット半券をしまっておく場所は財布の中がやはり最も安心感があります。
あるとなお良し!7つの便利アイテム
A4クリアファイル
コレ忘れがちですが、A4サイズが入るクリアファイルあるとないでは快適度がかなり違います。
劇場に入ると入り口や受付でスタッフさんから今後の公演や出演役者のファンクラブの案内などのチラシの束が渡されます。公演によっては2cmほどの厚みのあるチラシがゴソッ!と手渡されます。
「よかったらドゾ~」的なノリではなくて、問答無用で機械的にサッと渡されることが多いです。そのため、よく考えたら別に貰わなくてよかったなと後で思っても、目の前に出されるとついつい受け取ってしまいます。
片手にチケットを持って、小脇に上着を抱えて、しかも、もう片方の手でチラシの束を持って・・・なんてアワアワしてしまうことを防ぐために、受け取ったチラシはA4クリアファイルにまとめて入れちゃいましょ。手元がかなりスッキリします。
「このチラシ素敵!取っておきたい」
「このチラシ、家に帰ってからじっくり読みたい」
と思うこともよくあります。せっかくなので折りたたまずに綺麗な状態で持って帰りたいよね。
双眼鏡・オペラグラス
劇場内で有料貸出していることもありますが、観劇用に1つ持っておくとよいです。後ろのほうの席だとさすがに役者の表情や細かい所作までは見えないですからね。
軽量かつ手頃な値段で「一つは持っておきたいんだよな」と考えている人にはコレがぴったりです。もう最高の高性能!とまでは言えないものの、この価格でこのクオリティはなかなかだと思います。
ダサい野鳥観察みたいなデザイン嫌です。という方にはこちらのクラシカルタイプがあります。見た目は重そうですが意外とそうでもないです。
片手で持つエレガントな観劇スタイル・・・たまにこの手のオペラグラスを使うとちょっと気分上がります。
双眼鏡やオペラグラスは照明が当たるとキラっと光るので、舞台上にいる役者さんの視点では「あのへんでオペラグラス見てる人いるな」とわかるそうです。
自分の見せ場でたくさんのオペラグラスがサッと上がるのと嬉しい半分、緊張するんだとか。
ちなみに、最近観劇ファンの間で裏技として話題になっているのが、この速攻ブルーベリーのサプリ。観劇の2,3時間前に飲むと、役者の顔がいつもよりもハッキリ見えると話題に。
筆者も試したことがありますが、1度目はたしかにまぁ見やすいかな?程度でした。
2度目は少し寝不足のときに試したのですが、実際にかなり見やすくなりました。このサプリ、寝不足の状態ならば抜群に効果ありです。
マスク
風邪予防・咳予防として、もはや観劇に限らず外出時のマストアイテムかもしれないですね。しかし、観劇時はそれ以外の超重要な真の役割があります。
それが臭い対策。
観劇は3時間弱座席に座っていることになります。左右の人の臭いが気になることって結構あるんです。
きつ過ぎる香水、生乾きの服の臭い、平日仕事終わりの酢えた足の臭い、ワキガ・・・などなど。
オェーッ!観劇どころじゃない。感動じゃない涙が出てくる。それだけじゃなくて、本当に稀だけど上演中にコッソリ何か食べる人もいます。
高いお金でチケットを買ったのは3時間弱の拷問に合うためではない。しかし、予期せぬ臭戦に巻き込まれることは多々あるのです。
そんなときに備えてマスクは絶対に持っておいたほうがいいです。準マストアイテム。
のど飴
咳が出てしまうかも・・・と心配な人はのど飴を持っていくとよいです。
ただし、劇場内は飲食禁止であることがほとんどのため、舐めるとすれば開演前や幕間のロビーで。
上演中にガサゴソとバックから出して舐めるなんて言語道断ですのでご注意を。
パーカー
寒さ対策としての上着・ひざ掛けとして結局パーカーが最強だと気付いてしまいました。
劇場って冷房かなりきいているので夏場は意外と寒いです。そのため、よく「ひざ掛けや毛布を持っておくと安心」なんて案内が多いです。
ひざ掛けは着ることができないので下半身にしか効果がないし、かといって上着をひざ掛け代わりにすると形が崩れてしまうし、シワになるかもしれない。
冬場のコートは丈が長いので隣の席の人の領域に入ってしまって迷惑になるかもしれないし。
そのため、着ることもできるしひざ掛けにもなる、しかも隣の席に入ってしまうほど長くもなく、コンパクトに折りたためるパーカーこそ最強の防寒です。
ちょっとダサいけど腰に巻くこともできるし。
ちなみにコートはロビーのクロークで預かってもらえるので、劇場に入ってすぐに預けてしまうと手が空いて楽チンですよ。
ペン(書くもの)
公演によってはアンケートを渡されることがあります。
「あのシーンのあの役者の芝居が感動した!」
「再演希望!CD化希望!DVD化希望!」
「さすがに今日のアドリブはやりすぎです・・」
などなど、伝えたいことを書きましょう。
たかがアンケート。されどアンケート。
アンケートは、主催側に確実に意見を届けることができる唯一の手段です。公演の公式Twitterにリプライしたり、一生懸命ツイートしても実はあまり意味がないです。アンケートこそ、最強のツールなのです。
あぁ、伝えたい想いと紙はあるのにペンがない。ならいっそ血文字で・・・なんてことにならないように常に1本持っておくと安心ですね。
エコバック
スマホ、財布、に加えてオペラグラスやらマスクやら羽織る服やら・・・
なんやかんやで観劇って大荷物になりやすいです。そのため、いざという時になんでも収容できるエコバックがあると超便利!
買うつもりなかったのに劇場に行ったらパンフレットや公演グッズ買っちゃったよ・・・なんてことあるあるですからね。観劇って行きは身軽でも帰るときはなぜか大荷物になってる怪奇現象がたまに起きるんです。
観劇初心者の場合は、ただでさえ慣れていない劇場という空間の中で荷物が散らばったりバックがパンパンになるだけでストレスたまるもんです。
楽しい観劇には心と手元の余裕が必要不可欠です。
チェックリスト
最後に、「必需品や便利アイテムだけじゃなくて必要になる可能性のあるものは全部装備していかないと気が済まない!!」という人向けにチェックリストです。もはや遠足。
これだけは忘れるな!3つの必需品
- チケット
- スマートフォン
- お財布(現金)
あると便利!7つの便利アイテム
- A4クリアファイル
- 双眼鏡・オペラグラス
- マスク
- パーカー(防寒具)
- ペン
- エコバック
その他 あると安心するアイテム
- ハンカチ・ティッシュ
- フリスク・タブレットミント
- モバイルバッテリー
- リップクリーム
- 眼鏡・眼鏡ふき
- コンタクト
- 目薬
- 飲み物
おしまい!